雛型経綸とは

タテ三段、ヨコ三段の転写

よく大本関連の話で語られる雛型経綸とは、何かしらの雛形として行動をすると、それが転写広大して、全体に及ぶという意味です。
 大本に起こる事は、日本に、そして日本に起こる事は世界に起こるという事が神諭などで散見されます。
 これは一体どういう事であるのか、と言いますと実際の事件は、後に書きますが、それと思しき内容(或いは、参考になりそうなもの)を、王仁 三郎氏が「神の国」誌上で発表した事等から考えてみたいと思います。

 王仁三郎氏は、霊界とは想念の世界であるから、例えば神前に松の枝を供えたとしても、小さな枝が神界では、想念の延長で幾らでも大きな大木となり、それを使って家を建て るなど出来るのであると顕しています。
 地上でどれほど些細な事でも、その行為は神界へと反映して、幾らでも大きなものへと広大出来るのではないかと考えられます。

 神の天
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神の地
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 幽の天
 /
幽の地
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 顕の天
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顕の地

 ※神・幽・顕と霊界の縦三段に、立て替え・立て直しのエネルギーが転写し、それぞれの段階で「合わせ鏡、写し世」と言われる現実世界に転写し、大本→日本→世界へと横三段に転写していくと考えられています。

 日月神示には「生きるか死ぬかは人間ばかりでないぞ」「神様も無くなる御方あるぞ」「上の上の上の神界では戦は済みたぞ」という意味の事が書かれてあり、神界からの立て替えの様相が順次写って来ると受け取れる個所が見受けられます。

宇宙万有に雛形(相似形)が見られる

5大州

フラクタル理論と呼ばれるものがありますが、これは図形の部分と全体が自己相似になっているものなどを指す様です。
 よく知られたものに、雪の結晶構造などがあり、また人体の中にもフラクタルが見られます。この理論を応用してCGに描かせると、地上の地形や雲、山等にソックリな映像が出来上がるようです。

 他にも、シャボンの泡と宇宙の銀河の星の密度が似ている等ありますが、日本の地形そのものが、世界五大州の雛形であると言う説があります。 これは偽書と言われる『竹内文書』にも書かれています。以下の動画が分かり易いと思います。

 また、これに関しては王仁三郎氏も歌として表現しています。

出口王仁三郎

・日出る国の日の本は、全く世界の雛形ぞ、わが九州はアフリカに、北海道は北米に、四国の島は豪州に、わが本州は広くして、欧亜大陸そのままの、地形をとどむる千早ぶる、神世の古き昔より、深き神誓の存ますなり

-『大本神歌』-

 地形の相似に関しては、日本一大きな琵琶湖の地点には、世界一大きなカスピ海、日本の富士川はガンジス河に似ていて、更にそれぞれの川の北方には富士山と、エベレストが存在存在します。

出口王仁三郎

・「日本は世界の胎胞に当たっておって、世界の地形は日本のそれと相似形をして居るという事は度々話したことである。即ち日本は五大島からなり、世界は五大洲からなっており、その地形もそっくりそのままである。
九州は阿弗利加(アフリカ)に、四国は豪州(オーストラリア)に、北海道は北米に台湾は南米に、本州は欧亜の大陸(ユーラシア大陸)にそれぞれ相当している。
紀伊の国はアラビアに、琵琶湖は裏海(カスピ海)に、大阪湾は黒海に、伊勢の海はアラビア海に、駿河湾はベンガル湾に、津軽海峡はベーリング海峡に、土佐湾はオーストラリア大湾に、能登半島はスカンジナビア半島に、瀬戸内海は地中海に、関門海峡はジブラルタルの海峡に相当する。
 これらはほんの一部分を示したに過ぎないが地名を言霊学で調べてみると、小さな町や村に至るまで皆同じである。
日本国内では鹿児島県の大島(奄美大島)がまた日本の縮図であって、総てが相似形をなしている。またそれそれらの土地に起る種々の出来事も、相応の形をとって起るのである。
 単に土地のみではない、人の体もまた相応しているので、五臓六腑は五大洲に同じような形をしているのである

-『月鏡』-

 また、原子の場合を見ますと、原子核の周囲を廻る電子の振る舞いは、太陽を中心に公転する惑星の様子に似ています。またその太陽系も、それぞれが公転し銀河を作り出しています。

 ヨコ三段という意味では、上記『月鏡』にあるように、奄美大島→日本→世界という三段構造の相似形になっているそうです。

奄美大島には、オバマ大統領で有名になった北陸の小浜に相当する位置に、小浜(こはま)があり、北陸にも奄美にも、すぐ近くに長浜という地区があるようです。また、日本の瀬戸内海に相当する場所に瀬戸内町、高知県に相当する場所に高知山があるそうです。

奄美あれこれ 奄美大島のマップ(画像は奄美あれこれより)

イメージ図  日本サイ科学会の大橋正雄氏は、素粒子・原子・太陽系・銀河系」の半径と周期(秒)を対数座標軸に記すと、それ等は直線上に並ぶ事を発見しました。
 厳密に言えば、原子核の周囲を電子が廻るのではなく、電子雲と呼ばれるような振る舞いを見せるようで、電子の速度も微妙に異なるようです。

 これらは偶然と言ってしまえばそれまでですが、この世界には鉱物や植物、人間を含めた動物、人工的に作られたプラスチック等、豊富で様々な素材が 満ちていますが、見た目や性質が違っていても、結局の所総てのモノは、原子からなっている事を思うと、何か不思議な感じを受けます。更に、銀河星運まで範疇に入れると、半径で約10の6乗になり、一周に掛かる秒数は約10の5乗になり、その相対として考えれば、素粒子よりも更に小さい(測定限界以下の)粒子がある可能性もあります。

スパイラル状に起きる歴史

 よく歴史は繰り返すと言われています。それはあたかもDNAの螺旋の様に、渦状に少しずつ進化しつつも、似た様な経緯を辿るというものです。それは幾つかの栄枯盛衰を極めた古代王権など、時代と国を超えて、よく似たような経緯を辿るケースもあります。王仁三郎氏は古事記の解釈について、以下の様な解説をしていました。

出口王仁三郎

・何時も申す通り、この古事記は古今を通じて誤らず、これを中外に施してもとらないと云ふのでありまして、神代の昔も、今日も、また行く先の世の総ての事も、測地することが出来る様に書かれてあるので、これが天下の名文である所以であります。

-『王仁文庫』第二輯-

 例としては、考古学上の多くの発見が、三世紀後半頃に九州地区から畿内に向けて、強烈な分化の伝承があった事を実証している様ですが、明治維新もまた西側諸国の連合(薩長連合)し、天皇を錦の御旗に立てて強大な政権(徳川幕府)を倒しました。
いづれも又、天皇(大王)が西から東に移動した際の、それに匹敵する列強が倒れるという点で共通しています。
 しかも、大和朝廷建国の際にはニギハヤヒ尊が帰依し、明治維新の際には徳川幕府の大政奉還、という様に不思議と闘う事無く譲歩している点が同じです。(参考:抹殺された古代王権の秘密/関裕二著-日本文芸社)

 近代で言えば、戦時中の日本は正にイケイケ・ドンドンという調子でアジア地域等は特に勢力を伸ばし、連戦連勝の状態でしたが次第に戦況が怪しくな り終に敗戦を迎えましたが、戦後の急速な復興と経済戦という違った形での戦いは、やはりイケイケ・ドンドン状態から、見るも無残な状況へ至る点等が似ています。
 この様な出来事に関する仮説としては、シェルドレイクの仮説(現在は過去の場に共鳴する-時間的相関関係)というものが存在します。

 そして又王仁三郎氏は戦国時代の事に触れ「戦国時代の型を写していかならけばならいのに」と語っています。またこれに付随するものなのか、お筆先にも「ナの御魂とノの御魂の和合一致し、最後はスの御魂が統一する」と在ります。  この点については、一つの仮説が存在します(王仁三郎の霊界物語は科学でこう解ける/須藤アキオ著-徳間書店)それを纏めると、以下の様な感じになりま す。

小田信長

大自在天神

自らを「第六天魔王」と称し、叡山の僧三千人を焼くなどの攻撃的、且つ強力な勢力で、一時代の覇者となる。

豊 臣秀吉

ナの御霊
(ユダヤ)

武力絶倫の小田信長(大自在天)に仕え、一旦統一の座を手にした。海外貿易や商業都市、鉱山を押さえるなど金銭を重要視し又その才にも長けていた。

明智光秀

ノの御霊
(日本)

信長(大自在天)を暗殺し、逆賊と言われた。しかし、天王山の闘いの際に秀吉(ユダヤ)に敗れる。

徳川家康

スの御霊
(ミロク)

秀吉の残党との間に関ヶ原の天下分け目の大決戦が行われる。最終的には幕府体制が敷かれ、統一される。

 小田信長 大自在天神 自らを「第六天魔王」と称し、叡山の僧三千人を焼くなどの攻撃的、且つ強力な勢力で、一時代の覇者となる。 豊臣秀吉ナの御霊(ユダヤ)武力絶倫の小田信長(大自在天)に仕え、一旦統一の座を手にした。海外貿易や商業都市、鉱山を押さえるなど金銭を重要視し又その才にも長けていた。

 明智光秀 ノの御霊(日本) 信長(大自在天)を暗殺し、逆賊と言われた。しかし、天王山の闘いの際に秀吉(ユダヤ)に敗れる。
徳川家康 スの御霊(ミロク) 秀吉の残党との間に関ヶ原の天下分け目の大決戦が行われる。最終的には幕府体制が敷かれ、統一される。
 亀岡の聖地は明智光秀の城跡に築かれ、また「水鏡」には以下の記述も見受けられます。

出口王仁三郎

・千の利休といふ人は、明智光秀のなれの果てである。明智光秀は 山崎の一戦にもろくも敗れて、遂に名も無き一土兵の為に竹槍でつき殺されたと、歴史に伝えられているがあれは嘘である。
 天王山の一戦で勝敗の決する事は、初めからよく承知してをったが光秀は将士の度々の迎へを受けながら、わざとグズグズしていて、遂に勝ちを秀吉に譲ったのである。
 実にとくに光秀と秀吉の間には妥協が成立して居たのである。聡明なる光秀は、たとへ如何なる事情があったにせよ、一旦主殺しの汚名を着たものが、天下の将軍となっても長続きせぬと云ふ事をよく承知して居て秀吉に勝ちを譲ったのである。

-『水鏡』-

 織田信長(大自在天)という強力なバックを元に、金銭重視の秀吉(ユダヤ)が天下を治め、その背後に控えた力小田信長を、明智光秀が倒し、逆に秀吉に滅ぼされようとするが、秀吉と明智の間にはある提携があり、実際には参謀として働き、また最後に徳川幕府によって制定され明治維新に 至る(明治維新後、美濃や尾張といった個別の国という観点から、日本国という一つの国家形態に変わった)…というものです。

 これには後日談があって、大正9年頃に千利休=明智光秀論を聞かされた、太田栄子夫人が、お茶の先生の名倉氏に話し、名倉氏はそれを又家 元(第 13代園 能斎氏)に話した所、園能斎氏はサッと顔色が青ざめ、暫くはものも言わなかった様で、ようやく「どうしてそれが判ったのですか?」と聞いたそうです。
 この 事は千家に伝わる一子相伝の秘密で、後を継ぐ長男のみがそれを聞き伝えるらしいのです。

 話しを戻しますと、大和朝廷や明治維新と共に、秀吉と明智の間にも譲歩が成立していた可能性があるのです。これは後述する様に、ユダヤ (秀吉)と 日本(明智)の提携の型にも受け取れます。
 ましてや、ユダヤ人と日本人とは、フランスで行われた遺伝子調査で、親戚関係にある事が判ったと言われています。
 また随分前ですが、偶然有名人の子孫を探すという企画のTV番組を見ていたのですが、その際に「秀吉」の子孫の方と「光秀」の子孫の方が対面した所を見ました。
 その際に秀吉の子孫の方が家系図を持ち出して「先祖は敵同士でしたが、我が家の家系 図によると、 うちと明智家とは遠い親戚筋にあたる様です。 だからこれからは親戚として、仲良くやって行きましょう」と 話されたのを確かに覚えています。

造化の原理

ベールの彼方(G.V.OWEN近藤千雄訳:潮文社)と呼ばれる著作の中に以下の様な事が書いてあります。  

ベールの彼方の生活

…先ずスパイラルですが、これはそれ自体まさしく霊的世界に見られる原理の物的類似物と言えます。それは当然の事で、物的原子の総てが意念の操作による産物だからです。その意念の大根源が神です。

 その神から涌き出た動的意念が中間の界層を整然たる順序を経て下降し、物質の中に究極の表現を見出しているのです。したがって物的世界に見られるものは、そうした中間層を通過してきたエネルギーの産物なのです。前の例ではそのエネルギーがスパイラル運動によって発せられているのが判ります。

 霊界に起きた出来事(意念)が現実の世界に転写してくる、という点では王仁三郎氏や他の霊訓などに共通して見られる描写です。
 物的原子の総てが意念の操作によると書かれていますが、素粒子の観測者が素粒子の状態を調べようとすると、素粒子に意思があるとしか考えられない振る舞いをする様です。

 スクリーンの手前に小さな穴を開けた板を置き、素粒子にその穴を通過させると、一つの素粒子が同時に二つの穴を通過したりの奇妙な現象も見られるとの事で、こうした奇妙な現象をシュレディンガーなど が不確定性理論や波動方程式にまとめて、量子の世界の出来事はこれが原因で結果がこうなるという因果律に囚われず、確率的にしか解らない(法則らしきものが見つからない)とした経緯があります。

ベールの彼方の生活

…天体がいかにして誕生したかが判るようになっていました。左側は神の思念が外部へ向けて振動し鼓動しつつ徐々に密度を増し、貴殿らの言うエーテルそのものとなっていく様子が判るようになっていました。
 それを見ると゛動き゛の本質が判ります。本質的には螺旋状(スパイラル)です。

 それが原子の外側を上昇して先端までくると、今度は同じくスパイラル状に、しかし今度は原子の内部を下降し始めます。 (これが象徴的表現に過ぎないことを後で述べている)空間が狭いために小さなスパイラルでも上昇時よりもスピードを増します。そして猛烈なスピードで原子の底部から出ると再び上昇スパイラルとなりますが、スピードは少し緩やかになり、上昇しきると再びスピードを増しながら内部を下降していきます。

… (中略)…

 鉱物の原子を見てもやはり同じ原理になっている事が判ります。 また一つの原子について言えることは、原子の集合体についても言えます。例えば太陽系の惑星の動きもスパイラルです。但し、惑星を構成する物質の鈍重さのせいで動きはずっとゆっくりしています。同じ事が衛星の運動にも言えます。さらに銀河系の 恒星をめぐる惑星集団、さらに銀河の中心をめぐる恒星集団についても言えます。

… (中略)…

 こうした状況を我々はその幅広い通りの左側に見たのです。がその反対側には物的想像物の霊的側面を見ました。つまり両者は表裏一体の関係となっているのです。

 ここで通信者は、゛先端゛とか゛底部゛とか゛上昇゛とか゛下降゛という言い方は便宜上そう表現したまでのことです。エーテルの原子に 上も下もありませんと答えています。
 判りやすいように、色々と象徴的に表現しているのだと思いますが、ここで言われている左側とか右側という表現も、方位とか方角ではなく何か の象徴とは思 いますが、面白いものです。

 言霊学的な表現では、左(ひだり)とは霊(ひ)を現して、また右(みぎ)とは身(み)という面を表していて、神話に見られるイザナ(ギ・ 気)、イ ザナ(ミ・身)の神産み等の様に、霊肉表裏一体で表現されている事が多いのです。 そしてまた、その側面の一つであるエーテルの世界の進化について以下の記述があります。  

ベールの彼方の生活

・吾々が知ったことは造化の神々はさきに述べたエーテル原子よりさらに遡った全存在の始源近くにおいて造化に着手されているという事です。またエーテルの進化を担当するのも太古より存在する偉大なる神々であるという事です。
 そこで吾々はずっと下がって材質の密度が運動を鈍らせるにいたる段階における思念のバイブレーションを学習する事になりました。そしてまず知ったのは、 吾々学徒にとって最も困難なことの一つは正しく思惟し正しく意思を働かせることだという事です。
 物質を想像していく上で先ず第一にマスターしなければならないことはスパイラル状に思惟するという事です。これ以上の説明 は私には出来ません。

… (中略)…

  …さてこれを動物界に見てみると、やはり同じ原理が働いているのが判ります。例えば小鳥は空中を飛ぶのにも滑空するのにも決して一直線は描かずに曲線 を描く傾向があり、長い距離を行くとやはりスパイラル運動をしている事が明らかになります。
 同じ事が海中の動物にも陸上の動物にも言えます。ただ、進化すると、高等なものほどそれが明確に認められなくなります。自由意思が行使されるようになるからで、それが中心的原則から外れた行動を生むようになります。

 逆に自由意思が少なくなるほどその原則が明確に見られます。例えばカタツムリの殻を御覧になればよくわかります。海の動物の殻にも同じものが数多く見られます。自由意思に替わって本能が作用しているからです。

 神示と霊訓の所で述べているのですが、人間というのも進化・進歩するほどより多くの自由意思が行使できるようになると、シルバーバーチ等が語っているのですが、これは未だに判然とは判っていないのですが、ここでも同じような事柄が述べられています。


世の中によく見られる相似形

 この世界には、相似形・自己相似形と呼ばれるものが多くあります。例えば、以下に挙げる人間の脳と宇宙です。 大紀元というサイトに以下の様な記事が掲載されています。

2012年11月、宇宙の成長過程と構造、大脳細胞の形成プロセスと構造が非常に似ているという論文が、英科学誌ネイチャーに発表された。

上の2枚の写真(ネット写真)が「ニューヨーク・タイムズ」に掲載された。左はネズミの脳細胞の排列状態で、右が宇宙の構造である。初期の宇宙の中で星団が相互に繋がっている状態は、大脳神経ニューロンが互いに繋がっている構造とほぼ同じように見える。

脳と宇宙

また、宇宙の銀河は鳴門の渦巻きや、台風の様にも見えますし、泡構造とも呼ばれ、まるでシャボンの泡の様な構造になっている事もあります。(画像はWikipediaより)

台風

 地上を見ますと、こちらのサイトに自己相似形について解説してあります。また、このフラクタルを利用して山脈を描くなど、アート作品もあります。

フラクタル図形
一部分を拡大しても全体と複雑さが変わらない(自己相似性)(画像はWhat is Fractal ? より)

 試しにフラクタル・アートの作品一覧をご覧ください。クリックした時点で、どの様な画像が出るかは分かりませんが、巻貝や花の様な自然界に存在する画像が並び、それこそ極小から徐々に、渦巻き(スパイラル)状に、徐々に相似形に拡大しているものが多くあります。

時間軸上、平面上に相似形の出来事が発生

 どうやら宇宙は、超極微のものから、極大なものまで、何かしらの一定したルール・デザインがあるように思われます。

 素粒子には、時間と空間を超越したような性質、時間を遡ったり、数千キロも離れた素粒子同士が、お互いに相関関係を持ったりするそうですが、後に紹介する戦前・戦後の日本の対比や、大本の王仁三郎氏に起きた事象と、相似形を持った事件が、日本各地、或いは世界各地に発生したケースと似ています。

大本神諭

「艮の金神国常立尊、出口直の手を借りて何かのことを日々、筆先で知らしておれども、この中の肝心の人に疑いがある故に、世界のことが延びるばかり。神もこらえ袋が切れるぞよ。『八月九月は盛りになる』と申せば、『明治何年の八月、九月じゃ。それが判らん神の知らせはあてにならぬ。出口に悪神が懸かりて、肉体をもて遊びにしておるのであろう。』と申して変性女子が出口を責めるなれど、それは吾の心で考えてくだされ。『神はかんじんのことは今の今まで申されんから』と申せば、また反対致して『出口に懸かりておる神は神力のないやくざ神に違いない。出放題の無茶苦茶ばかり申す馬鹿神であるから、相手に阿呆らくてなれん』と申しえらい御不足であれども、三千年もかかりて苦労いたした経綸であるから、なにほど大事な身魂でも今の今まで打ち明けられんぞよ。世界から出てくることと筆先と吾の行状とを、ちっと考えてみよれ。自然(ぬがしで)に判りてくるぞよ」

 上記の大本神諭にある「この中の肝心の人」とは出口王仁三郎氏の事ですが、この大本に起きる事は世界に起きるから、箸が転んだ事まで書き留めておいてくれ(後述)、という内容のものもあり、どうも王仁三郎氏の行動と、世界から出て来るニュース等が、妙にリンクしていたのではないかと思われます。


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